OpponentBook の Android アプリを Google Play で公開——対戦相手帳をスマホでも

OpponentBook の Android 版を、Google Play で公開しました。Android のスマホをお使いの方は、Google Play からインストールしてログインするだけで、ブラウザで書きためてきたノートがそのままスマホに入ります。同じ対戦相手帳、同じページです。初めての方は空のノートからのスタートですが、最初の一件を書くのにかかるのは30秒ほどです。
Android 版で変わることと変わらないことを、短くまとめておきます。
ウェブ版と同じアプリです
OpponentBook は公開当初から、スマホも含めてブラウザで動いてきました。今回の Android 版は、そのアプリをそのまま Android アプリの形にしたものです。中身のプログラムはひとつで、画面も、プランごとに使える機能も同じです。この点をはっきり書いておくのは、たいていの疑問がこれで片づくからです。データを移し替える作業はありません。アカウントを作り直す必要もありません。片方でできて、もう片方ではできないことも、ひとつもありません。
変わるのは、スマホの中でのノートの居場所です。ブラウザのタブのひとつとしてではなく、ホーム画面にアイコンとして置けます。タップすればすぐに「今日」画面が出て、次の大会と、その前に読み返しておきたい相手の名前が並びます。小さな違いに見えますが、記録の多くは、会場で、試合の合間に、あるいは帰り道に、スマホで書かれます。そこでのわずかな手間が、「書いた」と「書かなかった」を分けます。
電波の届かない会場でも
体育館の中は、たいてい電波が弱いものです。アプリはノート全体を端末の中にも持っているので、圏外でもすべての画面が開き、どのメモも保存できます。スマホがオンラインに戻ると、変更した分が自分のストレージを経由して同期されます。私たちのサーバーを通ることはありません。
保存先は Android でも自分のクラウド
Android 版でつなげるのは、Google Drive か Dropbox です。iCloud は Android のアプリからは使えないため、ブラウザ版だけの選択肢として残ります。プライバシーの仕組みは、対戦相手帳は戦術の機密文書だと書いた記事のとおりです。書いたものは自分のドライブに保存され、私たちには読めません。読まないという約束ではなく、私たちのサーバーにないものは読みようがない、という仕組みの話です。さらに、任意のエンドツーエンド暗号化をオンにすると、ノートは端末の中で暗号化されてからアップロードされ、ストレージ事業者にも読めなくなります。このスイッチはウェブ版と同じく、Android 版でも「設定」の中にあります。パスワードはひとつで、どの端末からでも同じノートが開きます。
すでにブラウザで OpponentBook を使っている方が、スマホでやることはひとつだけです。同じ Google Drive か Dropbox のアカウントをつなぐと、ノートがスマホにダウンロードされます。写真や動画の多い大きなノートでは、最初の同期に数分かかることがあります。それ以降は、変更した分だけがやり取りされます。
無料の範囲と有料プラン
Android 版でも、ノートはまるごと無料です。ウェブ版とまったく同じで、対戦相手・試合・練習の記録も写真・動画も件数の上限なく残せて、競技図へのピン、同期、オフライン対応、PDF・Word への書き出しまで、すべて使えます。有料の Premium・Pro・Max——AI による要約、ブリーフィング、試合レビュー、分析——は、Android 版ではアプリ内から Google Play の定期購入として申し込みます。選べるのは月額プランだけで、価格は Google Play が地域ごとに設定し、購入を確定する前に表示されます。契約は端末単位ではなくアカウント単位なので、Android で契約すればブラウザでも同じプランが有効になり、その逆も同じです。年額プランは引き続きウェブ版だけの取り扱いです。ストアで扱えるのが月額プランだけだからです。プランの詳しい比較は、料金ページにあります。
iPhone の方へ
iOS アプリはまだありません。開発は進めていますが、公開までは iPhone・iPad の Safari でウェブ版をお使いください。ノートも保存先の選択肢も同じで、iCloud も選べます。状況が変わったときは、このブログでお知らせします。
動作環境と最初の3ステップ
対応しているのは Android 7.0 以降です。始め方は、次の3ステップです。
- Google Play からインストールしてログインします。 Google アカウントでも、メールアドレスとパスワードでも構いません。「Apple でサインイン」は Android 版にはありません。ほかの端末で Apple のアカウントを使って登録した方は、まずその端末の「設定」→「アカウント」でパスワードを設定してください。
- 「設定」→「ストレージ」で Google Drive か Dropbox をつなぎます。 ここは飛ばしても問題ありません。その場合はノートが端末の中だけに保存され、クラウドはあとからいつでもつなげます。
- 競技を選び、「対戦相手」を開いて、直近に対戦した相手を追加します。 名前、所属、気づきをひとつ書けば十分です。
習慣として続けるのは、この3つ目だけです。対戦相手帳を勧める理由は別の記事に長く書きましたが、短く言えば、今日気づいたことは書き残さない限り数日でほとんど消えてしまうからです。今夜、ポケットのスマホで、直近の相手をひとり書いておきませんか。
お使いの端末でアプリの動作がおかしいときは、support@opponentbook.com までメールをお送りください。機種と Android のバージョンも添えていただけると助かります。届いたメールは、担当者が直接読みます。


